マンションのメンテナンスが重要です
マンションの寿命を長くするためには、定期的なメンテナンスが非常に重要です。
具体的には、外壁のコンクリートやタイル、共用部分、配管などの箇所が特にメンテナンスが必要です。
しかし、中にはメンテナンスが行えない箇所も存在します。
例えば、コンクリートに埋め込まれた配管を交換することはできません。
参考ページ:不動産購入中古マンション購入時の注意点!耐用年数にも注意!
特に1960年代から70年代に建設された一部のマンションでは、配管がコンクリートに埋め込まれている場合がありますので、これには注意が必要です。
一般的に、配管の耐用年数は約15年とされています。
コンクリートに埋め込まれている配管の場合、交換が不可能なため、もしも不具合が生じた場合には、修繕が困難になり、マンション全体の取り壊しが必要になる可能性もあります。
したがって、中古マンションにお住まいの方は、配管のメンテナンスについては管理組合に確認してみることをおすすめします。
また、マンションを購入する前の方は、不動産会社に配管設備について詳しく確認することをおすすめします。
さらに、現在のお住まいのマンションにおいては定期的に大規模な修繕工事が行われるために「修繕積立金」が毎月徴収されています。
ですので、マンションの外壁やコンクリート部分、水道管やポンプなどの状態をチェックすることで、修繕積立金が適切に活用されているか、また修繕計画が適切に行われているかどうかを確認することも非常に重要です。